初級雪崩講習会

1月29日、県連主催の雪崩講習会に当会からスタッフ1名と受講生5名で参加してきました。会場は網張温泉キャンプ場で、当日8時30分の受け付け開始時の気温は氷点下10℃のうえ強風で開催が危ぶまれるほどでしたが次第に青空が広がってきて幸いでした。Bonneville649

雪原に長さ10m幅2mを地面まで掘り下げて積雪の状態を調べます。雪温は最深部が0.3℃、最上部が氷点下4.7℃で雪面上部に近い方が冷えています。
ショベルコンプレッションテストのため、30cm角柱を切り出します。背面はスノーソーを使って切断します。スノーショベルに30cmの目印をつけておくと正確な作業ができます。
ショベルを切り出した雪の角柱に当てて弱層テストを行いました。手のひら、ひじから先、肩から先をそれぞれ10回たたいて弱層を調べます。他にショベルチルトテストも行いました。5回叩くのは誤解です!
ショベルコンプレッションテストの後ブロックを引っ張りテストしたら40cmほどの大きなブロックができました。イグルーの材料になりそうでNさん、喜んでいます。
埋没体験とプローブを使っての捜索訓練です。積雪の中には硬い層がありなれないと難しいです。プローブが故障した方もいました。この後、埋没者に雪をかぶせて体が全く動かせなくなる体験をしました。
埋没者の掘り出し訓練をしました。終了後の休憩時間です。一人だけ腰かけていますね。
他の班の救出訓練。雪崩トランシーバーを使ってシグナルサーチ、コースサーチ、ファインサーチの順で埋没者を探します。

小岩井農場の一本桜。朝、時間に余裕があるので寄ってみました。

「初級雪崩講習会」への2件のフィードバック

  1. ショベルチルトテストで「5回叩くのは誤解(ごかい)です!」と何度も繰り返し言っては失笑を買っておられたノアさんが印象的でした( ̄ー ̄)ニヤリ

    1.  誤解して5回と言っていたのは、「ショベルコンプレッションテスト」でしたね。
      誤解しないように、講習会の内容を皆さんで復習して身につけましょう。

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