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氷上山〜2023年1月15日(日)

メンバー<仮名>:会員11名(チャッピー、ロッシー、テリー、カトリーヌ、エミリー、M、リリー、ミッシェル、ヒューゴー、シャーリー、ジョウ(幹事)

天  気:曇り時々雪

行  程:8:40登山口→10:10登奈孝志荘→10:30氷上山→登奈孝志荘→13:40登山口


集合時間にはまだ早いと思い、登山口に入る直前のコンビニに立ち寄った。用を足して出てきてみたら、水沢集合組がゾロゾロと入ってくる。素知らぬ顔で外に出るとシャーリーさんと目があった。朝の挨拶もそこそこに山スキーの打ち合わせを始める。シャーリーさんはクールだが、山スキーに情熱を燃やす好青年だ(しかし、青年とは何歳までをいうのだろう)。話をしていたら今度は仙台集合組が駐車場に入ってきた。初めて会うMさんはこれまた好青年でびっくりぽん。

期せずして全員がコンビニで集合してしまった。チャッピーさんの号令で円陣が組まれ、簡単な挨拶をして登山口へ移動する(リーダーは自然とリーダーになるものである)。

登山口の駐車場に車はなく、今日は氷上山貸し切りだなとほくそ笑む。各自準備を整えたのち登り始めるが、だれが先頭を行くかを観察していると、想定通りタオルを頭に巻いた男性、ヒューゴーさんが先頭に立つ。まるで川口探検隊のようだ(ヒューゴーさんに例会見学で初めてお会いしたときは頭にヘッドランプをつけて現れ、少し引いたが、一緒に鳥海山に登って大好きになった)。それに負けじと仙台組がぴったりついていく。チーフリーダーである私は先頭でペース配分をすべきか真ん中で前後を調整するか逡巡するも、タオルヘッドと仙台組の勢いはすさまじく、結果的に第二陣で前後の集団の調整の役割を担うことになった。集団は3つにわかれたが、11人もいるとこれくらいに分散したほうがいいのかもしれない。それぞれのペースで登り、登奈孝志荘には90分程で到着。祈祷が原から広田湾と高田松原跡が見えるが、うっすら雲がかかり、絶景とは言えない。それでも開放感があり、みな笑顔で写真を撮ったり撮られたり。

先行組はさっさと山頂に行ってしまったのか、祈祷が原の真ん中にザックが一つぽつんと置いてある。「自由過ぎる~」と思い、そのザックは私が山荘に入れておいた。下山してから驚くかもしれないな。山頂までは約20分。雲と霧で遠景は全く見ることはできなかったが、狭い山頂に11人が固まっていると、なんだかおかしい。長居は無用であり、後続が到着次第テリーさんのカメラで集合写真を撮る。楽しい写真を撮りたくっていくつかポーズをとってもらう。本当は“あれ”のポーズをしたいのだが、今回は遠慮した。

登奈孝志荘では、ヒューゴーさん自慢のだまこ鍋の準備が始まる。ここまで鍋や材料を背負子で運んでくれた歩荷さん、もといシャーリーさん、ありがとうございます。お疲れ様でした。

鍋に各自500mlの水を入れ、ヒューゴーさんが調理した野菜、チャッピーさんのキノコが次々に投入される。ヒューゴーさんから、炊いたお米の入ったビニール袋が女性陣に配られ、これを団子状にこねるよう指示が飛ぶ。コネコネしている女性は“かわいらしい”。ビニール袋から出してみると、お餅のようになっているので、それを写真のように肉団子くらいの大きさに丸めて鍋に投入する。その姿がなんとも微笑ましかった。

私は一人でお湯を沸かし、モンベルのリゾットを食べてしまったのでおなかいっぱいだったが、このお汁は別腹でお代わりをするほどおいしかった。鍋がおいしいのはもちろんだが、気の合う仲間と一緒に食べるから尚更おいしいのだ。山の仲間は信頼関係が大事だ、などと講釈を垂れると「マジメか」と言われるのでやめておくが、だからこそ山の仲間は大事にしたいと思うのであった。やっぱり「マジメか」!

おなかがいっぱいになったところで片づけて下山。いやその前に再度集合写真だ。なんと頂上で撮った写真が全部モノクロだったので取り直しすることになったのだ。カメラの前で全員が横に並んだので、とっさに「ヒザに手を乗せて」「少しかがんで」「脇を締めて~」「ハイポーズ」、ならぬ「ダッチュウノ~」でパチリ。ごめんなさい古くて。でもこれがやりたかったのですよ、ずっと。ズバリ青年期のリリーさんはわからないだろうけど、他の皆さんは薄ら笑いしてたから、わかってますよね〜♪

下山後は玉乃湯で温泉に浸かり疲れをいやし、それぞれの車に分乗し帰路につきました。

今回も楽しい山行でした。「“ブラボー”と山の中で叫んでみたい」、そんな山行でしたね。

来月も定例山行に「来てくれるかなー」「いい友〜」

おそまつさまでした。

月例山行 氷上山 2020年2月16日

参加4名でした。

玉乃湯近くの駐車場を出発し玉山コースから頂上に向かいました。天気はくもり。雪も、凍っているところもなく足元快適に登っていきます。五合目辺りからガスってきましたが雨にはなりません。七合目辺りから木々の枝に霧氷が着いてて、白い木々の間を進みます。登山道に、踏み固められて溶け残った雪があるくらいで、祈祷ヶ原は日当たりが良いからか芝生の広場状態でした。
登奈孝志荘から煙が出ていましたが、雨が心配なので頂上行ってから帰りに寄ることにしました。
すずらんコースと合流した辺りから林床にもチラホラ雪がありましたが、2月とは思えない様相。一昨年の12月に登った時の方が雪はあったと思います。
頂上で登頂の記念(証拠)写真を撮り、眺望もきかないのでチャチャっと下り、暖かい登奈孝志荘で休憩だーと小屋のドアを開けたら煙が充満していて、暖かくもない(消火したあと?)。30分くらい休んで、雨が降る前に下山することにしましたが、七合目過ぎ辺りからポツポツ降りだしました。風も少し出てきて枝に着いた氷が落ちてきます。それでも本格的に降りだす前に下山でき、玉乃湯さんて暖かいお風呂とお昼を頂いて帰路につきました。
霧氷の山、まさに氷上山でした。